システムエンジニアの仕事はクライアントの要望を聞き、それを元にシステム設計を行うことだ。
その後プログラマーに引き継ぎ、プログラミング完了後のテストを行う。
テストで問題が発生した場合、期限に合わせて新たなスケジュールを組みクライアントへ事情を説明しなければならない。
システム開発におけるクライアントとのやり取りは非常に重要な仕事なので、コミュニケーション力やプレゼン能力が求められる。
また、プロジェクト内の人員・予算・進捗の管理も行う。
あらゆることを想定し、臨機応変に対処していかなければならない仕事だ。
高度な知識と技術が求められ、優れたコミュニケーション能力なども必要なので、年収は一般企業の社員より高めになっている。
平均年収は約450万円~550万円。
実力主義の世界であり、市場価値を高めるほど高額収入が期待できる。
年齢性別問わず活躍できる職種だ。
高額であれば、年収600万円~800万円程度の人もいる。
ただし、実力がなければ評価と年収に直結し、一般企業の社員よりも安い賃金となってしまう。
残業や休日返上も多く、時給に換算すると非常に低いこともあるので注意が必要だ。
一般的には、勤務して3~5年程度経っても重要なプロジェクトを任せられなければ適性度はないと言われている。
非常に厳しい世界だが日々高度な知識と技術を磨けば、努力にふさわしい対価が保証される。
年収は企業によっても大きく異なるので、基本賃金・残業手当などにも着目して求人を探した方が良いだろう。